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2025年

第2回 日本美容医療学会 学術総会

 開催

2025年11⽉14⽇(金)、ハイアット リージェンシー 横浜にて「第2回 日本美容医療学会 学術総会」を開催いたしました。 「終わりなき探求心 -英知が導く、美容医療の未来-」をテーマに開かれた今回の総会では、講演・シンポジウム・ワークショップ・セミナーなど前回を大幅に上回る47のプログラムを3会場に分けて実施。美容外科のエキスパートドクターらによる最新の研究発表に加え、ハーバード大学医学部の安原進吾先生による老化細胞と再生医療についての講演や、神戸大学数理データサイエンスセンターで数学を使った透視研究を行う木村建次郎教授による物体透視の理論と医療応用についての講演などが行われました。

日程

2025年11月14日(金)9:30~18:40

テーマ

終わりなき探求心 -英知が導く、美容医療の未来-

会場

ハイアット リージェンシー 横浜
神奈川県横浜市中区山下町280-2

参加資格

医師・コメディカルなど医療関係者

参加申込人数

297名

プログラム数

47(講演・シンポジウム・ワークショップ・セミナーなど)

主催

一般社団法人 日本美容医療学会(JAPSA)

会長

寺西 宏王(TCB東京中央美容外科 エリア総括院長)

学会詳細

ビデオシンポジウム1 形成外科の叡智が導く美容外科手術の最前線

座長:寺西 宏王(TCB東京中央美容外科 理事長)

VS1-1:手術動画とスライドで紐解く上眼瞼手術
高見 昌司(MKクリニック 美容形成外科 統括顧問)
VS1-2:美容外科が日帰りで行える顔面骨切り手術
瀬﨑 伸一(小倉記念病院 形成外科 部長)
VS1-3:Open Rhinoplastyの基礎と要点
田中 宏典(ゆめビューティークリニック 院長)
ビデオシンポジウム2 美容外科手術の極意:目・鼻・輪郭の美学と技

座長:瀬﨑 伸一(小倉記念病院 形成外科 部長)

VS2-1:手術動画とスライドで紐解くフェイスリフト
高見 昌司(MKクリニック 美容形成外科 統括顧問)
VS2-2:埋没法を組み合わせた鼻翼縮小術外側法
大隈 宏通(TCB東京中央美容外科)
VS2-3:スカーレス眼瞼下垂手術で効果を感じなかった症例の再眼瞼下垂手術
村田 将光(博多もへじのクリニック 院長)
シンポジウム1 再建と整容の架け橋:形成外科医からみる統合的治療

座長:清水 史明 (大分大学医学部附属病院 形成外科 教授)

SY1-1:私の考える頭頸部再建
兵藤 伊久夫(産業医科大学 形成外科 講師 診療科長)
SY1-2:外鼻の整容的再建
荻野 晶弘(東邦大学医療センター大森病院 形成外科学講座 主任教授)
SY1-3:乳房再建の歩み
丸山 陽子(はなふさ皮膚科 名古屋院 院長)
特別講演1 工学と美容医療のクロストーク

座長:寺西 宏王(TCB東京中央美容外科 理事長)

SL1:物体透視の理論と医療応用
木村 建次郎(神戸大学 数理データサイエンスセンター教授 インテグラル・ジオメトリー・サイエンス(IGS)代表取締役社長)
特別講演2

座長:川上 愛子(一般社団法人 日本爪肌美容検定協会 代表理事)

SL2:景品表示法の基本的な考え方、最近の違反事例等について
大友 伸幸(消費者庁表示対策課 上席景品・表示調査官)
特別対談

共催:株式会社日成アドバンス

ST:美容・成長・リーダーとしての探究心
板野 友美(日成アドバンス アンバサダー)
寺西 宏王(TCB東京中央美容外科 理事長)
ワークショップ 医師としてのキャリアの多様性:変わりゆく時代と働き方の選択肢

座長:川﨑 加織(皮フ科かわさきかおりクリニック 院長)

WS1:美容ドクター、20年目のリアル
稲見 文彦(ゴリラクリニック 総院長)
WS2:変わり続ける時代のキャリア形成
髙橋 栄里(イーメディカルクリニック麻布 統括院長)
WS3:外科から美容外科に転科してのキャリア形成 ~元外科医が目指すべき美容外科医像~
松本 亮一(TCB 東京中央美容外科)
WS4:キャリア形成における戦略について
中園 秀樹(TCB 東京中央美容外科)
教育講演1

座長:鎌田 紀美子先生(TCB東京中央美容外科)

EL1:美容医療におけるナースのスペシャリストを目指して
溝上 祐子(東京医療保健大学大学院 教授)
教育講演2

座長:荻野 晶弘(東邦大学医療センター大森病院 形成外科学講座 主任教授)

EL2:再生医療の実臨床
松岡 孝明(OMOTESANDO HELENE CLINIC)
ランチョンセミナー1

座長:橋本 晋太朗(TCB東京中央美容外科)
共催:メトラス株式会社

LS1-1:MISKOによるThread Rhinoplasty
田村 貴彦(TCB東京中央美容外科)
LS1-2:最新技術インピーダンスブリッジがもたらす次世代たるみ治療 ‒Hydro-Phase Resonanceによる深部バルクヒーティング技術の開発と 臨床的意義‒
高 尚威(東京美容医療クリニック 院長)
ランチョンセミナー2

座長:大隈 宏通(TCB東京中央美容外科)
共催:株式会社シンクスヘルスケア

LS2:Panfacial Treatment with Yvoire Volume Hyaluronic Acid Filler:Small Interventions with Subtle Results
Fabiano Magacho-Vieira, MD, PhD(Medical Director, Magacho Clinic)
ランチョンセミナー3

座長:塩見 涼菜(TCB東京中央美容外科)
共催:Nordberg Medical AB

LS3:Think Beyond in Regenerative Aesthetic 再生美学の先を考える
Emanuele Epifani
Robert Braithwaite
(Nordberg Medical AB)
モーニングセミナー

座長:田村 太一(TCB東京中央美容外科)
共催:BIOPHARMA KOREA Co.Ltd

MS:アンカリングスレッドリフティングの原理と効果的応用
イ・ ヨンテク(セカジソウォン医院 代表院長)
Invited Lecture

座長:田村 貴彦(TCB東京中央美容外科)

IL:老化細胞の可逆性と再生医療の未来 ‒皮膚老化と外傷後治癒をつなぐ新展開‒
Shingo Yasuhara, MD, PhD(Harvard Medical School)
Expert Forum

座長:田中 宏典(ゆめビューティークリニック 院長)

EF1:美容外科治療後合併症に対する形成外科的対応の検討
上原 幸(大分大学医学部附属病院形成外科 診療准教授)
EF2:四脚型鼻尖耳介軟骨移植術
水野 力(アネシス美容クリニック院長)
EF3:鼻尖形成におけるクローズドアプローチ法の有用性を再考する
円戸 望(e-clinic 統括院長)
EF4:当院の裏ハムラ法について
毛利 理人(KumaCLI 院長)
EF5:シリコンバッグ豊胸におけるトラブルシューティング
原 直紀(BELINDA CLINIC)
一般演題1
  • OS1-1:糸リフトの効果のシステマティックレビューと3Dカメラによる客観的指標を用いた効果検証
  • OS1-2:頬・顎下脂肪吸引患者におけるエコーによる脂肪厚評価・脂肪吸引量と患者満足度の相関研究
  • OS1-3:経結膜的下眼瞼脱脂術後の審美的合併症に影響を及ぼす形態的要因の検討
  • OS1-4:自家線維芽細胞移植による顔面の小じわ改善効果の検討 ‒複数回投与と単回投与の比較‒
一般演題2
  • OS2-1:Reverse Techniqueを用いたミッドフェイスリフトの患者満足度評価
  • OS2-2:美容医療と漢方薬~Herbal Medecine in Cosmetic Medicine~
  • OS2-3:上眼瞼脱脂術併用が埋没式重瞼術の術後合併症に与える影響
  • OS2-4:スレッドリフトの改良した挿入方法による術後合併症の前向き検討
一般演題3
  • OS3-1:埋没法重瞼術における重瞼線消失率に影響する因子の解析: 大規模後ろ向きコホート研究
  • OS3-2:糸リフトによる肌の若返り効果
  • OS3-3:美容外科における静脈麻酔の安全性、有効性の検討
一般演題4
  • OS4-1:脂肪吸引後瘢痕拘縮に対するPRPの予防効果の検討
  • OS4-2:美容医療における再生医療
  • OS4-3:額部自家脂肪注入における多血小板血漿(PRP)併用の効果: 3D画像解析を用いた定量的評価
Young Investigator’s Award
  • YIA1:下眼瞼脱脂術および経結膜脱脂術における患者背景の比較解析: 多施設大規模後ろ向き研究
  • YIA2:顔画像解析システムを用いたPRPの肌質改善効果の定量的評価 ~スプリットフェイスデザインによる検討~
  • YIA3:VECTRA解析による非吸収糸の効果の検証
  • YIA4:白衣着用が患者の心理的印象に与える影響の検討

寺西宏王代表理事よりご挨拶

第二回 日本美容医療学会 学術総会は、多くの皆様にご参加いただき、盛会裏に終了いたしました。
ご参加くださいました会員の皆様をはじめ、演者・座長の先生方、並びに関係各位より多大なるご協力を賜りましたことに、心より深甚なる御礼を申し上げます。
本総会では、「終わりなき探求心 -英知が導く、美容医療の未来-」を総合テーマとして掲げ、美容外科・形成外科領域における最新のエビデンス、テクニック、さらには安全性向上の取り組みに至るまで、多角的かつ高度な議論が交わされました。
美容医療を取り巻く社会的関心の高まりと技術革新の進展を背景に、臨床・研究・教育の各側面において、今後の指針となり得る多くの知見が共有されたものと確信しております。
また、本学術総会の開催にあたり、多大なるご支援を賜りました協賛企業の皆様、運営に携わってくださいました関係者の皆様に、改めて深く感謝申し上げます。皆様のご尽力があってこそ、今年の総会をこのように盛会裏に終えることができました。
今後も当学会は、美容医療の発展と安全性の向上、そして患者様のQOL向上に資する学術活動の推進に努めてまいる所存です。
引き続き、変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
結びに、本総会で得られた成果が、皆様の日々の臨床および研究活動の一助となることを祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。
誠にありがとうございました。

第2回 日本美容医療学会 学術総会
第2回 日本美容医療学会 学術総会
第2回 日本美容医療学会 学術総会
第2回 日本美容医療学会 学術総会
第2回 日本美容医療学会 学術総会
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2025

第1回 JAPSA サマースクール

単なる知識・技術の習得にとどまらず、「なぜ美容医療を行うのか」「医師としてどのように美容医療に向き合うべきか」といった本質的な問いに正面から向き合う場として、全国から集った志高き医学生や若手医師たちが、互いに学び合い、切磋琢磨し、将来の美容医療を支える礎となる——そんな未来を見据えて設計されました。

2025

第19回 日本美容医療学会 研究会

⽇本全国から計58名の医師が参加し、15の演題が発表されました。当日は「美容医療の最高峰を目指して」をテーマに、医療現場における新しいアプローチや治療法について活発な議論が交わされ、基礎的な施術から高難易度施術まで、安全かつ効率的な手術手技を習得できる場に、参加者から高い関心が寄せられました。

2025

第18回 日本美容医療学会 研究会

計47名の医師が参加し、11の演題が発表されました。 当日は医療現場における新しいアプローチや治療法について活発な議論が交わされ、特に注目されたのはJAPSA一番の特徴である「Live surgery」。「The Aesthetic Summit – 美の頂点」をテーマに手術をリアルタイムで供覧しながら、参加者と施術者間で積極的な意見交換が行われました。

2025

第17回 日本美容医療学会 研究会

計51名の医師が参加し、11の演題が発表されました。 当日は医療現場における新しいアプローチや治療法について活発な議論が交わされ、特に注目されたのはJAPSA一番の特徴である「Live surgery」。基礎的な施術から高難易度施術まで、安全かつ効率的な手術手技を習得できる場に、参加者から高い関心が寄せられました。 なお、3ヶ月に一度のペースで行われる本会は、今回より名称が「日本美容医療学会」から「日本美容医療学会 研究会」へと変更になっております。

2024

第16回 日本美容医療学会

計39名の医師が日本全国から参加しました。また、2024年6月26日(水)より法人の名称を「一般社団法人⽇本美容外科⼿術⼿技研究会」から「一般社団法人日本美容医療学会」に変更いたしました。美肌関連の治療を中心とした非外科的治療の需要が高まる中、「より美しくなりたい」と願う全国の患者様が適切な治療を受けられるよう、皮膚科領域も含めた美容医療全般の技術向上に寄与してまいります。

2024

第15回 日本美容医療学会

計45名の医師が⽇本全国から参加し、本学会史上最多9題の演題が実施されました。今回も座学とライブ⼿術⾒学の2部構成で開催され、座学ではJAPSAの理事を務める東邦⼤学医療センター⼤森病院 形成外科 荻野晶弘教授の「NPWT間⽋モードを使いこなす ー私の選択基準と経験ー」の講演や、脂肪吸引の安全性を高めるために注意喚起を含んだ心斎橋Aiクリニック 高見昌司医師の「美容外科における頭頚部領域手術のリスクとその対処法」をはじめとする9名の医師による発表が行われました。

2024

第14回 日本美容医療学会

計32名の医師が日本全国から参加しました。当日は座学とライブ手術見学の2部構成で実施し、座学ではJAPSAの理事を務める東邦大学医療センター大森病院 形成外科 荻野晶弘教授による「眼窩吹き抜け骨折に対するナビゲーションガイド下骨移植」、大分大学医学部附属病院 形成外科 清水史明教授による「傷跡の評価法とAIの開発」の講演が行われました。

2023

第13回 日本美容医療学会

計26名の医師が日本全国から参加しました。今回は、JAPSAの理事を務める東邦大学医療センター大森病院 形成外科 荻野晶弘教授による「重症肥満患者減量後のbody contouring surgery」、大分大学医学部附属病院 形成外科 清水史明教授による「顔面神経麻痺患者の整容再建」の講演が行われました。

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